日々の生活の中で、些細なことにカチンときてどうしてもイライラが抑えられない時ってありませんか?
中でも、夫や親の心無い言動がきっかけだと、ついそのイライラを子どもに向けがちになります。
実は私も、ついイライラして子どもに
「散らかしすぎでしょ!片付けてよ!」なんて怒鳴っちゃったことが・・・
特に夫や親が原因のイライラは、職場やご近所などと比べてその関係性が近い分、イライラの矛先が子どもなど身内の弱い立場の人に向きがちです。
でも、子どもに八つ当たりするのは可哀そうだし、心の傷となって残ってしまうのは避けたいですよね。
子どもに八つ当たりせずにイライラを抑えるには、どうしたらいいのでしょうか。
ここでは、私が実践している簡単な4ステップをご紹介します。
ステップ1:緊急避難
イライラしていると、普段なら見過ごせるようなこともカチンときてしまいがち。
「あの人だけじゃなく、この子まで私を困らせようとしてる!」と、ついカーッときてしまうことも・・・
そんなときは、子どもにひどい一言を浴びせる前に、子どもの前から離れたほうが得策です。
少し大きい子なら「ちょっとごめん、あっちで遊んでて」と声をかけてから。
まだ赤ちゃんなら周囲に危ないものがないか確認してから、トイレでもどこでも別の部屋に避難して少し落ち着きましょう。
私はよく、大好きなマンガを持ってトイレに籠城してました(笑)
10分くらいでも集中して読んでるうちに、ちょっと落ち着きを取り戻すことができましたよ。
ステップ2:ガス抜き
とはいえいつまでもトイレに籠っているわけにもいかないので、少しクールダウンしたら子どもの前に戻らないといけません。
ある程度落ち着けている時は平常通りでいいのですが、まだなんとなくイライラした気分が残っているようなら、子どもに八つ当たりしないよううまくガス抜きしましょう。
私がよくやっていたのは、
- こっそりとチョコレートを食べる
- 家事そっちのけでそのまま読書モードに入る
- 子どもに見せないようにクッションや枕を蹴る、投げる
などの方法です。
とにかく子どもに被害が及びさえしなければ、他の家事が滞るのは少々黙認して大丈夫。
少しでも自分の時間を確保して、リラックスするようにしましょう。
ステップ3:発散
日頃からストレスを溜めていると、些細なことで爆発してしまいがちです。
自分に合った方法で、少しでもストレスを軽減する努力をしましょう。
前述しましたが、自分時間をもつことが精神衛生上とても大切です。
子どもを預かってくれるところがなくても、
- 公園や支援センターで他のママと話をする
- 散歩と昼寝を兼ねて少し遠くまで歩く
- 子どもが寝ている間に趣味に打ち込む
など、できる範囲でストレス発散するようにしましょう。
これといったストレス発散法が見つからないときは、思いっきり泣く、笑う、深呼吸する、などもおすすめです。
また、ラジオ体操なんかもいいですよ。
全力でやれば身体も伸びて気持ちいいし、いきなりやれば子どもも絶対びっくりするので笑顔になれます(笑)
ステップ4:振り返る
イライラが完全に収まって冷静になれたら、どうしてそんなにイライラしたのか、心の深層まで潜って原因を探してみましょう。
- ただ単に寝不足だった
- 先入観から相手の言葉を曲解していた
- 相手の虫の居所が悪かった
など、何となくでも原因がわかればすっきりするし、次回同じような事態になったときの対処法も考えておくことができます。
「自分に非があったのかな?」と考えるのは辛いですが、なるべく冷静に、客観的に振り返りができると後々役立ちますよ。
まとめ
- まずは子どもから離れる
- 気持ちを落ち着かせる
- ストレスを溜めない工夫をする
- イライラの根本を振り返る
以上が、子どもに八つ当たりしないために私が実践している4ステップです。
特に4つ目の振り返りがきちんとできると、余計なしこりが残らないのでおすすめです。
「夫(親)も大変なんだな」と相手の気持ちに寄り添えるようになると、相手との関係も深まりますね。
子どもに当たり散らしてすっきりすることなど何もありません。結局罪悪感が残るだけです。
そうならないように、自分にできることから、予防していきましょうね!