妊娠中は何をするにもまずお腹の赤ちゃんへの影響が気になりますね。
特に食事は、栄養がダイレクトに赤ちゃんにかかわるので、特に気を使っている人も多いはず。
ただ、ネットや雑誌を見ると、あの食材がダメ、この食材もダメ、といろいろありすぎて、訳が分からなくなりませんか?
しかもおすすめレシピのめんどくさいこと・・・
とはいえ、赤ちゃんにはきちんと栄養を送ってあげて、元気に成長してほしいですよね。
実は私も、つわりの頃は身体がだるくてだるくて…けどきちんと食事は摂りたいし、夫の分も作らないといけないし…と、毎日の食事作りがとても負担でした。
そこで、「つわりだし身体だるいし、こんな面倒なことやってられないよ!」とお悩みの方のために、私の編み出した超ズボラ術を伝授しちゃいます!
スポンサーリンク
目次
そもそも『本当に食べちゃダメ』なものってあるの?
ネットや雑誌などの情報を見ていると、
- 『大型の魚は水銀含有量が多いからダメ』
- 『生ものは食中毒になるからダメ』
とか、いろいろな情報が載っています。
確かに、リステリアやトキソプラズマなどへの感染が流産や死産につながることがある、というのは事実。
けれど、妊娠している・していないを問わず、そんなにマグロばっかり食べる人や、馬刺しばっかり食べる人なんていませんよね。
ましてや、自分の食べた栄養で自分以外の人間をつくっている身。
「これ傷んでないかな?」と悩むようなものは、まず口にはしないでしょう。
なので、基本は『鮮度的に絶対大丈夫!』と思えるものを『こんなに食べて大丈夫かな?』と不安にならない程度に食べる、という感じで大丈夫です。
分かり易く言うと、バイキングのようなイメージ。
ほら、バイキングに行くと、少しずついろんな種類を取りますよね?
あんな感じで、『ばっかり食べ』をしないような食べ方を心掛けましょう。
私も、どうしても「お刺身が食べたい!」って気分の時は、美味しそうなところを2~3切れ食べたりしていましたよ。
逆に、絶対に口にしてはいけないのが『アルコール』。
これは医学的にも胎児への悪影響が認められているので、妊娠中はぐっと我慢しましょう。
料理するのが面倒!こんなときどうする?
今日はお腹が張り易くてあまり長い時間キッチンに立っていたくない・・・
けど赤ちゃんのために栄養をしっかりとりたい!こんな日はありませんか?
そんな時にぴったりな、おすすめのズボラメニューを紹介しますね。
①放り込むだけ!野菜スープ
お鍋に水を入れて火にかけます。
冷蔵庫にある野菜で火の通りにくそうなものから順に切っては鍋に放り込んでいきます。
確かに、先に炒めたほうが美味しいのはわかるんですが、まあそこは目を瞑って。
野菜を切り終わったらベーコンかウインナーも一緒に放り込み、コンソメを入れて煮込んだらできあがりです。
パスタを折って一緒に入れれば、スープスパになってボリュームもアップ。
お昼のひとりランチにも使えますよ。
そもそも野菜を切るのすら面倒!という時のために、体調のいいときに野菜を切ってジッパー袋に入れておいたり、冷凍野菜を常備しておくと便利です。
②白菜と豚バラのミルフィーユ鍋風
白菜と豚バラ肉を食べやすい大きさに切り、大き目の鍋に放り込みます。
本家のミルフィーユ鍋は白菜と豚バラ肉をきれいに重ねて並べていきますが、多少ぐちゃぐちゃでも味は変わらないのです(笑)
おすすめの味付けはだしの素と塩少々で。
軟らかく煮えたら、ポン酢をつけていただきます。
とにかく手軽でメインにもなるし、豚肉や酢には疲労回復効果もあったりするので、毎日忙しいママにもパパにも嬉しいですね。
最初は山盛りだった白菜もくたくたになってかさが減るので、繊維もたっぷりとれますよ。
我が家では冬になるとリクエストNo1のメニューです。
野菜たっぷりのスープや鍋物は、野菜のかさが減ってたくさん食べられるだけではなく、身体も温まり、妊婦さんの大敵である冷えを撃退できる効果もあります。
また、材料を切って煮るだけなので、炒め物のようにずっとコンロの前に立っている必要もなく、余力があれば煮込んでいる間にもう一品作れてしまうのも魅力的ですね。
ぜひうまく活用してみてください。
たまにはお惣菜も
市販のお総菜なども上手に利用しましょう。
ひじきの煮物、切り干し大根の煮物など、おばんざい系のものがおすすめです。
これらは冷凍もできるので、体調のいいときに大量生産して小分け冷凍しておいてもいいですね。
コーンフレークはおすすめ
もう買いにいくのすら面倒!というときのために、常備しておきたいのがコーンフレーク。
牛乳をかけるとカルシウム・食物繊維・鉄分・葉酸・ビタミンなどを効率よく摂取できます。
最近はドライフルーツのたっぷり入ったフルーツグラノーラが人気ですよね。
栄養的には、かなりの秀才。
しかも食感もよくて美味しいので、朝食・昼食など、一人分だけのときにうまく使ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
妊娠中の食事は
- 鮮度と量に気を付けて。いろいろなものを少しずつが理想。
- とにかく『切って鍋に放り込む』調理法であったかくて栄養たっぷりの料理を。
- どうしてもだめなら総菜やグラノーラなどを活用。
- アルコールだけはしばらく我慢!
以上のポイントに気を付けて、上手に乗り切りましょう。
時短でささっと美味しい料理テクは、出産後赤ちゃんのお世話に追われるようになってからも生かせるので、是非覚えておきたいですね。
妊娠中だから…とあまり難しく考えすぎず、常識の範囲内で安全なものを適量食べるように心がけていれば、赤ちゃんへの悪影響はそれほど大きくはありません。
お腹の赤ちゃんのためにも、是非リラックスして食事を楽しんでくださいね。