楽しいはずの家族でのお出掛け。

ですが、そんなワクワクした気分が一瞬で凍り付く事態…それが子どもの『迷子』です。

 

たとえよちよち歩きでも、油断した一瞬の隙をついて、子どもは迷子になってしまいます。

 

我が子も何度もやりました。どんなに気をつけているつもりでも、私が商品を手に取って見定めているその一瞬に、姿を消してしまうんです。

 

大抵お菓子売り場やおもちゃ売り場、ガチャガチャの近くで発見されましたが、一度だけ、ひとりでエレベーターに乗ってしまい、階をまたいで大捜索したことがありました…(汗)

 

こんな冷や汗ものの事態を防ぐためにも、外出先では迷子対策が重要です。

そこで、我が家流、迷子を防ぐための方法をご紹介してみたいと思います。

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基本は『手を離さない』

お散歩にしろ、お買い物にしろ、外を歩く時の基本は『手を繋ぐ』です。

自分で歩けるようになったら、「お外では手を繋ぐよ」と毎回言い聞かせ、どんなに短い距離でも必ず手を繋ぐようにしましょう。

 

まだまだ言い聞かせても言うことを聞けない年齢のうちは、移動は抱っこひもやベビーカーなどでささっと済ませ、公園やプレイスペースなど安全な場所でのみ歩かせるというのも一手です。

ショッピングモールではカートが便利

人の多い週末のショッピングモールなどでは、カートにお子さんを乗せておくと安心です。

 

店舗によっては、アンパンマンやトーマスなどのキャラクターものや、ハンドルがついていて運転手さん気分を味わえるものなどもあります。

 

これらは人気が高いので、朝少し早めに行くのがおすすめ。

開店直後のショッピングモールは人も少ないので、比較的安全にお買い物を楽しめるのも嬉しいですね。

本気でお買い物したいときは

とはいえ、やはり子ども連れでのショッピングは大変。

迷子のほかにも、子どもの「買って」攻撃や、「もう飽きた~」の駄々こねなど、さまざまなリスクが伴います。

 

ですが、ママにだってそれらを避け、ゆっくり買い物を楽しみたいこともたまにはありますよね。

そんな時は、最初から子どもを連れていかずに買い物できるよう、作戦を練りましょう。

 

例えば保育園の一時預かりを利用する、パパの休日に子どもを預かってもらう。

 

長時間の預かりが難しい場合は、ショッピングモールにパパにも同行してもらい、30分くらいキッズスペースで遊んでいてもらうだけでも、よい息抜きになります。

 

短時間の買い物は無駄買い防止にもなり、一石二鳥ですよ。

万が一の場合に備える

それでも子供が迷子になってしまったら…一刻も早く探し出さなくてはなりません。

そのためには、

  • ・わかりやすい色柄の服を着せておく
  • ・上着の裏など目立たないところに名前を書いておく

などの対策も考えておきましょう。

 

特に人の多い場所に行くときには、遠くからでも認識しやすい蛍光色など目立つ色の服を着せるのも一案です。

 

また、その日子どもに着せた服の色柄を覚えておくと、探してもらうときに役立ちます。

兄弟児がいる場合はお揃いにしておくと「この服を着ている子です」と伝えやすく、ぱっと見にも可愛いですよ。

命を守るために…迷子防止グッズ2選

  • 兄弟児がいるので歩かせないといけない
  • 抱っこやベビーカーに大人しく乗ってくれない

こんな理由から自力で歩いてもらいたいが、どうしても手を繋いでくれない、また衝動的に走り出してしまうタイプのお子さんには、迷子を予防するための便利グッズも検討してみましょう。

 

リュック型ベビーハーネス

その見た目から年配の方々からはやや不評なハーネス、使用していると心無い言葉をかけられるのではと躊躇している方もいるかもしれません。

しかし子どもの命を守るためには、やむを得ない場合もあると思います。

 

最近はキュートなデザインのリュック型ハーネスがたくさん出回っているので、お子さんの好きなモチーフのものを選んであげると、お子さんも喜んで使ってくれるかもしれませんね。

ハーネスのひもはただ握るのではなく、大人の手首にぐるぐる巻くように持っておくと、急な脱走にも対応しやすいです。

 

迷子ブザー

発信機をお子さん、受信機を大人が持ち、一定距離以上離れるとアラームが鳴る迷子ブザー。

 

お子さんが大好きなアンパンマンなどのキャラクターものも販売されているので、リュックハーネスのような拘束される感が苦手なお子さんにも使いやすいアイテムです。

 

ただ、本当に身動きが取れないほどの人混みの中では、ブザーが鳴った時にはすでに姿が見えなくなっていた…という場合もありうるので、使用するときは注意しましょう。

 

まとめ

迷子予防には

  • 手を繋ぐ
  • カートや抱っこひも、ベビーカーなどを使う
  • ゆっくり買い物したいときは子どもを連れて行かなくて済むようにする
  • 衣服に一工夫して万が一に備える
  • ハーネスや迷子ブザーなどの迷子予防グッズも便利

不意の迷子で痛ましい事件事故に巻き込まれないためにも、「子どもは予想外の行動をするもの」という事を肝に銘じて、とにかく大人が目を離さないことが大切です。

 

特に年末年始は人混みに出掛ける機会が増えます。バーゲンなどゆっくり見たい気持ちも分かりますが、充分注意して、迷子にさせないように心がけたいですね。