よだれかぶれは、2~3か月のよだれの増える時期から、1歳前後までの赤ちゃんがなりやすいといわれています。

原因はその名の通り『よだれ』。

これが皮膚について擦れることで赤くなってしまうのです。

 

でも、もともとよだれの多い赤ちゃんは、気を付けていたつもりでもいつの間にかなっていることも・・・

また、少し大きくなった子どもでも、口の周りをなめる癖などが原因で発症してしまうこともあります。

 

我が子も、もともと一日5~6枚はスタイを取り換えないと洋服までびちゃびちゃになっている位、よだれが多かったので、歯がある程度生えそろう1歳頃まで本当によだれかぶれとの闘いの日々でした。

そこで、我が家でやっていた

  • よだれかぶれにさせないための方法
  • 早く治すための方法

をいくつかご紹介します。

よだれかぶれを予防する

赤ちゃんのよだれを減らすことはできないので、予防法はただひとつ、皮膚についたまま放置しないことです。

特に離乳食後は、口の中に残った食べ物とよだれが混ざった状態。

これを放置すると、肌の弱い子なら確実にかぶれます。

 

ごちそうさまのあとはお茶や白湯を飲ませて口の中をきれいにし、口の周りの汚れも残さないようにしましょう。

普段はよく濡らしたおしぼりなどで拭いてもOKですが、肌が荒れている時、また肌が荒れやすい子は、水かぬるま湯で洗うといいですよ。

離乳食前の赤ちゃんや、遊んでいる時などは、よだれが出ていたらなるべくこまめに拭くようにしてあげて下さい。

我が子は肌が弱いので、小学生になった今でも、ごちそうさまの後は手洗い・口洗いと徹底しています。

子どもの手って、食事中結構汚れるので、その手で部屋を汚されたくないというのもありますが…(笑)

よだれでかぶれてしまったら・・・

セルフケアの基本は『保湿』です。

口の周りを洗った後、お風呂上がりなど、きれいになったタイミングを見計らってこまめに保湿剤を塗りましょう。

 

保湿剤は、赤ちゃんの口に入っても大丈夫なものが安心です。

我が家では、ベビーワセリンや馬油を愛用していました。

馬油は、出産直後に乳首が切れてしまったときに助産師さんに勧められて、産院で購入しました。

天然由来の成分なので赤ちゃんがなめてしまっても大丈夫なんだそうです。

また、出てきたよだれは早めに拭き取ってあげましょう。

そのとき、あまりゴシゴシこすらないことが大切です。

軟らかいガーゼで、優しく押さえるように拭くといいですよ。

拭いては保湿、とにかくこの繰り返しです。これで軽いよだれかぶれならだんだん収まってきます。

 

それから、よだれで湿ったスタイはこまめに取り換えてあげてください。

湿ったスタイは雑菌の温床になるだけでなく、湿り気が触れる首筋など別のところにかぶれを起こす原因にもなります。

悪化してしまったら迷わず病院へ

たかが「よだれかぶれ」、と放置していると、真っ赤になって出血したり、かきこわしてしまうことも考えられます。

何より、赤ちゃんの口の周りが真っ赤でかゆそうなのをずっと見ているのも辛いですよね。

なので、できれば早めに病院へ行って適切な薬を処方してもらうことをおすすめします。

病院ではステロイド系のお薬が処方されることが多いので、塗り方や使用頻度など、よく確認するようにしてください。

我が家では、ヒルドイドとロコイド軟膏の混ぜたものをよく処方されていました。

まとめ

  • 予防~初期のよだれかぶれには『拭く、保湿する』で対応
  • ひどくなるようなら早めに病院で相談してみる

これで、よだれかぶれ対策はバッチリです!

 

どれも当たり前のことのようですが、毎日お世話や家事に追われていると、ついつい「よだれくらい・・・」と放置してしまいがち。

気付いたら顔中真っ赤だった!とならないためにも、ちょっとしたケアで防げるものは防ぎたいですね。

赤ちゃんのつるつるお肌をキープするためにも、日々のお世話の中で少し気にかけてあげて下さいね。