産まれたばかりの赤ちゃんのお世話で意外と大変だなあと感じる「うんちの処理」
なかでも、おむつからのうんち漏れは、後処理が大変なうえ、精神的ダメージも大きいですよね・・・
我が家も、子どもが新生児時代は、背中から漏れるうんちとの闘いの日々でした。
あっ出た!と思ってすぐに替えても、何故か布団までべっとり。
そうなるとおむつに肌着、さらにはシーツまで交換するはめになり、本当に大変ですよね。
そこで今回は、我が家でもやっていた小ワザも交えつつ、新生児のゆるゆるうんち漏れ対策についてお話したいと思います。
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目次
新生児のうんち、ゆるゆるだけど大丈夫?
赤ちゃんのうんちを初めて見たとき、「もしかして下痢?」とびっくりしませんでしたか?
そもそも、どうして赤ちゃんのうんちはあんなにゆるゆるなんでしょうか?
それは、赤ちゃんは母乳やミルクなど、液体のものしか摂取しないから。
なので、基本的にゆるゆるうんちでも大丈夫です。
ただし、明らかに回数が多かったり、いつもと状態が違うときには、下痢を起こしている場合もあるので、かかりつけの医師に相談すると安心です。
ただ、ゆるゆるうんちは仕方ないとしても、それが再々漏れてしまうのも困りものですね。
次に、うんちがよく漏れるときにチェックすべきポイントをいくつかご紹介します。
うんちが漏れやすいときはここをチェック!
①おむつの付け方
『基本のき』ですが、おむつの付け方、合っていますか?
太ももまわりにあたるギャザーをしっかりと立てた状態でおむつを当て、テープを留めたら、太もも部分のフリルを外に出して形を整えます。
テープはウエストに指1本が入るくらいに留めるのがベストです。
ややきつめかな?と最初は感じるかもしれませんが、背中にギャザーがあるので赤ちゃんは苦しくありません。
この時、ギャザーが立っていなかったり、ウエストがゆるすぎたりすると、そこからうんちやおしっこが漏れてしまいます。
パパにお任せするときは特に要注意!
- 赤ちゃんが苦しくならないかな?
- 足とか無理やり動かすと外れそう
なんて無用の心配から、きっちりおむつを当てられない、なんてパパもいましたから。(うちに)
最初の数回はママが傍で見守って、正しい付け方をレクチャーしてあげてくださいね。
②おむつの大きさ
赤ちゃんの成長は意外と早いもの。
特に、体重は生後1年で3倍になるともいわれ、新生児用おむつがわずか1か月ももたずにサイズアウトしてしまうことも珍しくありません。
ですから、「まだまだ産まれたばかりだし・・・」とうっかりしていると、実はおむつがきつかった!ということも。
おむつが小さくなり、赤ちゃんの排泄量が増えてくると、受け止めきれずに逆流してしまい、背中や股部分から漏れてしまう原因になります。
交換頻度
おしっこがちょっとくらいでおむつ交換するのはもったいない!とおむつ交換をさぼっていませんか?
おしっこを放置するとおむつかぶれの原因にもなりますし、その上からうんちが出ると吸収しきれずに漏れてしまうことに。
おむつ交換はちゃんとしましょう。
うんちが漏れないようにするための小ワザとは?
上のチェックポイントをクリアして、それでも漏れてしまうということも。
このような場合におすすめの小ワザをいくつかご紹介します。
① テープの留め方を一工夫
おむつのテープを留めるとき、八の字や逆八の字にすると、ウエストとのフィット感がアップして漏れにくくなります。
また、小柄な子の場合、前を深めに留めて少し折り返すとしっかり留まり、漏れやすさが軽減することも。
いろいろ工夫してみましょう。
② メーカーを替える
同じサイズ表示でも、メーカーによって微妙に大きさが違います。
例えばパンパースはやや小さめ、ムーニーやグーンはやや大きめ。
「漏れやすいけどサイズアップするほどではない」というときには、メーカーを替えてみるのも一案です。
ドラックストアや赤ちゃん用品店の無料サンプリング、他メーカーを使用中の友人と交換してみるなど、様々な手を駆使していろんなメーカーを試してみてください。
③ 堰(せき)をつくる
ガーゼやコットンなどを背中とおむつの間に挟み、堰(せき)をつくります。
ねんね中のうんち漏れはこれで多少防げますよ。
残念ながら私は未体験ですが、ムーニーなどの新製品でうんち漏れポケットなるものがついたおむつもあるようなので、体形に合えば使えそうですね。
④ 縦抱っこ
うんちの出るタイミングがだいたいつかめている場合、頭を高く、やや縦抱っこ気味に抱くことで、背中側からの漏れは防げます。
ただ、太ももまわりの漏れには逆効果の場合もあるのでご用心。
まとめ
- 赤ちゃんのうんちはやわらかく漏れやすい。
- しょっちゅう漏れるときはおむつの付け方やサイズなどを再確認。
- テープの八の字留め、メーカー変更などで漏れが軽減されることも。
どれもちょっとしたコツですが、赤ちゃんの体形に合わせて工夫することで、確実にうんち漏れは軽減できます。
もし工夫を重ねても漏れてしまう!という場合でも、離乳食を始めるころには固形のうんちに近づいてきます。それまでの一過性のものと割り切って乗り切るというのも手かもしれません。
あまり悩まず、研究者にでもなった気分で楽しみながら工夫してみてくださいね。