産後、はじめてのシャワーのとき、自分の身体を見てびっくりしませんでしたか?

赤ちゃんはいないはずなのにぽっこり飛び出たお腹・・・

ぼよんとしたお尻・・・

 

「ちゃんと産前の体重や体形に戻せるのかな?」とかなり焦りますよね。

キレイなママを目指すためにも、産後ダイエットは重要。

でも、「実際のところどうすればいいの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、産後すぐのダイエット方法についてご紹介します。

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焦りは厳禁!

産後すぐは、ホルモンバランスも乱れているし、急激な生活環境の変化でストレスも溜まっています。

昔から「産後の肥立ち」とか「床上げまでは安静に」といわれているように、産後1か月は身体が本来の状態に戻ろうとして、ただでさえ無理がかかっている状態。

ここで過剰なダイエットをすると、のちのち辛い症状に悩まされることになりかねません。

まずは産後の身体をゆっくり休めることを優先し、運動は一か月検診で医師のOKが出てから開始します。

それまでは、食生活を整える程度にとどめましょう。

母乳育児を目指す

母乳育児はヤセる」というのを耳にしたことはありませんか?

私も最初は半信半疑でしたが、確かにこれは本当です!

でも、ただ赤ちゃんにおっぱいを飲ませているだけなのに、なぜ痩せるのでしょう?

なぜなら、身体がおっぱいを作るのにものすごいエネルギーを必要とするから。

1日分の母乳を生成するために消費するカロリーは、約600キロカロリーともいわれています。

これは自転車や縄跳びを90分行うのとほぼ同じなんです。

母乳には赤ちゃんの成長に大切な栄養・免疫物質がたくさん含まれているし、消化も良いし、その上ママのダイエットにもなるなんて、まさに一石三鳥ですね。

昼夜問わずの授乳は大変ですが、ダイエットのため!と思えば頑張れる・・・かも。

和食中心の食事にする

ハンバーグやパスタなどの洋食は、美味しいですが高カロリーになりがちです。

脂質の多い食事は、乳腺に詰まって乳腺炎を引き起こす原因にも。

なるべく和食中心とした食事を心掛け、摂取カロリーを抑えましょう。

ご飯・主菜・副菜・汁物とバランスよく食べるのが理想ですが、赤ちゃんのお世話をしているとなかなかそこまで手がまわらないのも事実。

そこで私がおすすめするのは、副菜の代わりに野菜をたっぷり入れた汁物をプラスする方法です。

野菜は食物繊維やビタミン類もたくさん摂れるし、しっかり嚙むので満足感もあります。

特におすすめなのが具沢山の豚汁

豚肉には疲労回復効果のあるビタミンB1がたくさん含まれているので、お疲れのママにぴったりの食材ですよ!

積極的に取り入れましょう。

食べ過ぎを防ぐ

母乳育児をしていると、とにかくお腹が空きます。

これは前述のとおり、母乳を分泌することによって多量のエネルギーを消費するため、身体がカロリーを欲しがってしまうのです。

だからといって欲求のままに食べていると、カロリー過多で逆に太ってしまいます。

また、慣れない育児のストレス、睡眠不足、赤ちゃんと二人きりでいることで感じる閉塞感などから、何となく口寂しくなったり、「ストレス解消のため」と甘いものをドカ食いしたりしがちです。

 

なるべく低カロリーのものでうまくごまかしましょう。

一緒に食物繊維もとれる寒天ゼリーやバナナチップ、カルシウムたっぷりのいりこ、鉄分も摂れるフルーツグラノーラなどがおすすめです。

低カロリーの物でも、食べ過ぎるとカロリーオーバーです。

くれぐれもドカ食いしないように(笑)

骨盤ベルトを巻く

出産後、助産師さんのOKが出たらすぐ骨盤ベルトを使用しましょう。

出産で骨盤はかなり緩んでいます。

そのまま放置すると、腰痛や下半身太りだけでなく、子宮脱などの病気を引き起こす原因にもなります。

 

骨盤ベルトは市販のものも多く出回っていますね。

助産師さん曰く、どこのメーカーのものでもよいそうです。

私は産院でオススメされた「トコちゃんベルト」を使っていました。

巻くのも簡単だし、腰痛の時にも巻いておくと楽なので、今でも愛用してますよ。

ややお高いのが難点なので、もし産院にあるようなら試着させてもらいましょう。

まとめ

  • 産後すぐは無理なダイエット厳禁!
  • 母乳育児でカロリー消費
  • 和食中心の食事で摂取カロリーを減らす
  • 「母乳だから」「疲れてるから」と食べ過ぎない
  • 骨盤ベルトを使用する

以上が、産後すぐからできるダイエット方法です。

これといったダイエットをしなくても、産後6か月くらいまでは母乳を頑張って吸わせてみるだけで、かなり痩せます。私も、体重だけはほぼ元に戻せましたよ。

産後1か月を過ぎたら、ゆるめのストレッチなども取り入れて、無理なくきれいなママを目指しましょう。