一人目の赤ちゃんが少し大きくなってくると、考え始めるのは二人目のこと。

授かれるかどうかは別として、もし授かるにしても何歳差を狙おうか?というのは誰しも悩むところです。

 

我が家は3歳差、2歳差で3人の兄弟がいます。

上の子の入園などの予定を一応考慮してこの年齢差になりましたが、実際のところどんな感じか、また周りのママ友などから聞いた話から、理想の兄弟の年齢差について考えてみたいと思います。

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我が家の兄弟はこんな感じ

我が家は8歳・5歳・3歳の3兄弟。

上の子と真ん中は3学年差、真ん中と一番下は2学年差です。

 

特に狙ったわけではなくこの年齢差になりましたが、一応上の子の入園式と出産が被らないように配慮はしました。

 

結果、長男と次男の入学、入園が被った年は準備がむちゃくちゃ大変でしたが、三番目は5学年差の上の子が常にかまってくれるので、家事が捗るという点では便利です。

下の子は気が強いので残念ながらよくケンカにはなります。泣かされるのは大抵上の子です…汗

兄弟の年齢差によるメリット・デメリット

1学年差

いわゆる年子。

上の子がまだまだ赤ちゃんのうちに妊娠・出産となるため、下の子誕生から2~3年は「ママの記憶が無くなるほど大変」とも言われます。

 

特に外出時などはまだまだ上の子も抱っこをせがんでくる時期ですから、協力してくれる大人が複数いないと本当に大変だと思います。

ですが、歳が近い分兄弟仲良く遊べますし、大変な時期が一気に終わるのであとあと楽だった、という声も。

2学年差

下の子出産時上の子がイヤイヤ期の真っただ中、ということも多いこの年齢差。

我が家では赤ちゃん返りも加わって、上の子のフォローがやや大変でした。

  • 下の子入園のとき上の子が年長さんで、制服などが使いまわせない
  • 同じく中学や高校の制服も使いまわしできない
  • 下の子の高校受験と上の子の大学受験がたて続けにくるので、親は精神的・金銭的にツライ

などのデメリットばかり聞かれるのがこの年齢差。

 

ただし幼稚園~高校まで同時在園している期間が必ずあり、下の子にとっては安心感もあるでしょう。

また、年齢が近い分、適度に上下関係もありつつ仲良くしてくれるのも良いところです。

3学年差

下の子出産のとき上の子がやや落ち着いており、「おむつ持ってきて」などのちょっとしたお手伝いも頼めるので、日々の育児は多少楽です。

 

入園を控え、お兄ちゃん・お姉ちゃんの自覚も芽生えるこの時期、赤ちゃん返りも多少ありますが、お兄ちゃんお姉ちゃんらしく振舞おうという気持ちもみえ、ほほえましい光景もよく見られます。

3学年差のメリットは何といっても、幼稚園や中学・高校の制服や備品などが使いまわせる点。

 

ですが、同時在園の割引が受けられなかったり、卒業・入学が同時にくるため入学金など大きなお金を2人分一気に払わないといけなかったり…と、お金の面ではやや大変な一面も。

また、小学生くらいになると、兄弟間で好みが分かれてきやすい年齢差でもあります。

4学年差~

下の子出産時に上の子は既に集団生活を始めており、自分のことはある程度自分でできるし、日中は幼稚園などに行っているので、親としては下の子のお世話に集中でき、楽な面もあります。

 

私自身、母がワンオペ育児だったため、手が離れてから下の子を…という理由から5学年差の兄弟がいます。

親としては一人一人にじっくり付き合える時間が取れるというメリットがありますが、子どもとしてはやや歳が離れているため、趣味嗜好にズレが生じてしまい、私の場合、子どもの頃はあまり兄弟仲がよくありませんでした。

 

ただ、5学年以上離れている場合、上の子が「小さなお母さん」のように下の子をお世話してくれる場合もあり、「小学生のお兄ちゃんが妹を溺愛して困る」なんて嬉しい悩みが聞けることも。

こればっかりは、兄弟間の相性もあるのかもしれませんね。

 

4学年差以上の兄弟の場合、

  • 親の年齢が上がっている分、体力がもたない
  • 上の子のときに使っていた育児用品が汚くて使えなかった、または処分してしまっていた

というデメリットもよく聞かれます。

 

しかし、育児用品についてはママ友から借りれることも多く、あまり困らないようです。

まさにママ歴の長さがものをいいますね。

 

以上、年齢差によるメリット・デメリットを列挙してみました。

結局何歳差が一番いいのか?…それは、個々の家庭の事情に合わせて選択するしかなさそうです。

まとめ

  • 何歳差でもメリット・デメリットはある
  • 理想の年齢差は個々の家庭の事情にあわせて考えよう

兄弟の年齢差によっては金銭的・精神的・体力的にだいぶ差が出てくるので、各家庭の収入状況や親の年齢なども考慮して決めるのがよさそうです。

 

とはいえ、赤ちゃんは授かりもの。

親の都合どおりにはいかないかもしれませんが、より良い状態で赤ちゃんをお迎えできるよう、夫婦でよく話し合ってみてくださいね。