子どもが産まれると、次に気になるのが『きょうだいはどうするか?』問題。
「何学年差で何人欲しい」と明確な家族計画がある人もいれば、漠然と「あと一人は欲しいかも…」と考えている程度の人もいるでしょう。
また、日々の育児の大変さから「これ以上は絶対無理!!」と思っている人もいるかもしれませんね。
私自身は2人姉妹、そして子どもは3人です。実際、一人目のときは「子ども苦手だし、これ以上絶対無理!!」と思っていましたが、二人目ができ、育児が突然楽しくなってきて、「もう一人欲しい!!」と望んで三人目を出産しました。
そんな経験も踏まえ、一人っ子そして兄弟児がいることへの利点・欠点をまとめてみました。
何かの参考になれば幸いです。
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目次
私が二人目・三人目を望んだワケ
一番上の子は、神経質でそれはそれは育てにくいタイプでした。
ちょっとしたことで癇癪を起こし、私もついついそれに正面からぶつかっていってしまうので、毎日が戦争状態。
ここには書けない虐待まがいのこともしましたし、何時間も泣き止まなくて警察を呼ばれたこともありました(涙)
半分ノイローゼみたいになり、「こんなに大変なら二人目なんて無理!」と思っていたのですが…
年齢的にもそろそろタイムリミットという事情もあり、また両親ともに二人兄弟だったので一人っ子はかわいそうかも、という思いもあり…思い切って二人目を出産。
すると…何ということでしょう!!
確かに赤ちゃんは手がかかる。けど、手がかかる分、いい意味で上の子から目が離れたのがよかったのでしょう。
あんなに気になっていた上の子の欠点が気にならなくなり、肩の力を抜いて育児を楽しめるようになったんです。
それをきっかけに子どもといる生活が楽しくなり、すぐにでも三人目が欲しい!と望むようになりました。
きょうだいは何人でも利点も欠点もある
一人っ子には一人っ子の良さがあるし、兄弟が多くても良いことも悪いこともあります。
思いつく範囲でざっとまとめてみました。
一人っ子の利点・欠点
やりたい習い事や進路など、経済的な心配をしなくて済むのが一番の利点ではないでしょうか。
また、親の愛情を一身に浴びて育つというのも良い点ですね。
兄弟がいない分、社会性が育たないなどと言われることもありますが、概して私の周りの一人っ子ちゃんはすごく優しい子が多いです。
ただ、普段の遊び相手が欲しくて子ども自身が「弟・妹が欲しい」と思うことはあるようです。
二人きょうだいの利点・欠点
年齢差にもよりますが、良き遊び相手であり、良きライバルにもなる二人きょうだい。
実際、夫婦に子ども二人というのは日本では一番多い家族構成でもあります。
子どもが小さいうちは、外出時などパパとママが一人ずつ面倒を見れる点も高ポイントですね。
経済面では二人分ということでやや大変ですが、まあ何とかなるかな、という感じ。
三人きょうだいの利点・欠点
きょうだいが3人になると、そこには小さな『社会』が生まれます。
今日は上と真ん中でゲーム、今日は上と一番下でおままごと…とその時の気分や状況で遊びを使い分けたり、駆け引きをしたり。
なので社会性はかなり育つと思います。
ただどうしても1対2になること、親の手が離れる子がでてきてしまうことは欠点かも。
経済的には大変ですが、多子世帯ということで保育料などの減免が受けられることもあり、小さいうちはそこまで負担は大きくありません。
怖いのは習い事代、それから将来の食費かな…。
我が家の場合、実家が農家なので、米などかなり援助してもらっています。
周囲の多子世帯さんも割と実家のヘルプが得られやすい方が多いかもしれません。
四人きょうだい以上の利点・欠点
遊びが子どもどうしで完結し、親の手がいらなくなるのは大きな利点です。
産まれたときから小さな社会の中で生活するので、下の子ほど世渡り上手いなあ~という印象。
ただ、きょうだいが増えるほど経済面での親の負担は大きくなります。
結局何人きょうだいがいいの?
今、一人目を妊娠中の人、出産したばかりの人はこの疑問をお持ちかもしれませんが…
何人きょうだいがいいのか、それは各家庭の経済状況や育児支援が望めるかどうか、また夫婦の気持ち次第といえるでしょう。
私のように一人しか無理、と思っていても、やっぱり…と心変わりすることもあるかと思います。
ただ、ひとつだけ声を大にして言えるのは、「3人きょうだい、大変だけど楽しいよ!!」ということでしょうか。
まとめ
- きょうだいは何人でも利点・欠点がある
- 何人きょうだいを望むかは夫婦でよく話し合って
「家の中、ぐちゃぐちゃでしょう」「大学とかどうするの?」とあまりいいイメージを持たれてない多子世帯も、我が身ならばそれなりに楽しいもの。
また、「うちは一人っ子でよかった」と自信をもっているママもいらっしゃることでしょう。
大切なのは、何人産むかではなく、どんな雰囲気の家庭を作りたいか。
それを突き詰めて考えていけば、おのずと答えが出るかもしれませんね。
パパとママがよく話し合い、納得して「これが我が家のかたち!」といえる人数を決めてくださいね。