一日の締めくくりに頭の痛い大仕事が「歯みがき」。
子どもの「いやーーー!!」に毎晩悪戦苦闘しているママも多いのではないでしょうか。
実は我が家もちょっと前までその一人でした。
小さい頃は押さえつければ何とかなってたのに、大きくなるにつれて力も知恵もついてきて、
日々戦争状態!という時代がかなり長く続いて・・・
とはいえ、虫歯になるともっと大変。できるだけ日々の歯みがきで予防したいですよね。
そこで、子どもに楽しく歯みがきしてもらうための、いろんな方法をご紹介します。
①うたで楽しく!
きちんと歯みがきさせたいのはやまやまですが、毎日押さえつけたり羽交い絞めにしたりしていては、子どもにとって『歯みがき=怖い』とインプットされてしまいます。
なるべく、楽しい雰囲気でみがいてあげたいですね。
そこで、まずは歌にあわせてみがくことをおすすめします。
我が家の歯みがき定番ソングは、Eテレおかあさんといっしょの『はみがきじょうずかな』。
これは毎日観ているテレビのワンコーナーなので、子どもにも馴染みやすいです。
最初は、「上の歯~、下の歯~、前歯~、奥歯~」のあたりからスタートして時間も短めに。
機嫌がいいときはちょっとゆっくり歌ったりして、少しずつ時間を延ばしていきました。
お友達の家では、しまじろうの歯みがきのうたをテーマソングにしているところも多いようでした。
子どもの耳馴染んだ歌で、ノリノリのうちにささっと済ませてしまいましょう。
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②好きなキャラクターの歯ブラシで
我が子はみんな、アンパンマンが大好き。
なので、歯ブラシもアンパンマンの絵がかいてあるものをチョイスしました。
「ぼくアンパンマン、ばいきんまんをやっつけるぞ!」などと寸劇も交えつつ、子どもが「歯ブラシを持ちたい」と思えるような工夫をしました。
ドラッグストアに行くといろんなキャラクターの歯ブラシがあるので、子ども自身にお気に入りの色柄を選んでもらうと、愛着が湧くかもしれませんね。
③思い切って歯みがき粉を使ってみる
一歳を過ぎて何となくでもうがいができるようなら、思い切って歯みがき粉を使ってみると、案外うまくいくことがあります。
歯ブラシ+水の味が嫌だったり、大人や上の子と同じようにしたいと憧れている場合には、子ども用の歯みがき粉をごく少量つけてあげましょう。
我が子も実はこれで大嫌いな歯みがきを克服しました。
どうも歯ブラシについた水の味やにおいがダメだったようです。
我が子は何故かいちご一択だったのですが、他にもメロンやぶどう、変わり種でチョコレートなどいろんなフレーバーがあるので、「今日はどれにしようか?」と誘ってみるのもよさそうですね。
歯みがき粉を使うと、フッ素塗布の効果もあるので、より虫歯になりにくくなりますよ。
④歯みがきごっこをする
いきなり子ども自身の歯みがきからスタートするとイヤイヤされるので、まずはパパやママ、兄弟で楽しそうに歯みがきしてみせてあげましょう。
それから、「○○ちゃんもやる?」と聞いてみたり、「じゃあくまちゃんの歯みがき先にしちゃおっかな~、一緒にやる?」などと誘ってみて、子どもと一緒に歯みがきごっこをして遊んでみましょう。
ぬいぐるみの歯をみがいてあげたり、大人と歯みがきしあったり、子どもの好きな『ごっこ遊び』を通して「歯みがきも遊びの延長」と思ってくれるよう、工夫してみましょう。
⑤食事のあとのお茶、お風呂でうがいを習慣づける
これは歯みがきをさせる方法、という趣旨とは少し違いますが・・・
虫歯予防には、口の中に長時間食べかすを残さないことが鉄則です。
なので、思うように歯みがきさせてくれない間は特に、口の中をきれいに保つことに重点をおいてみましょう。
食後のお茶は口の中の食べかすを洗い流す効果がありますし、うがいだけでもしてくれていれば歯みがき断固拒否されてもちょっとは安心できますよね。
お風呂でするのはただ我が子が口からこぼす率が高かったからなのです。
食後のお茶と寝る前のうがい、これだけでも虫歯予防効果はあるので、習慣化するのがおすすめですよ。
まとめ
- 子どもの知っている歌にあわせてみがく
- 好きなキャラクターの歯ブラシを用意する
- 歯みがき粉で味を変える
- みがきっこなど『遊びの延長』と思えるような工夫をする
- 食後のお茶と寝る前のうがいで口の中に食べかすを残さない
以上、我が家でやっていた方法を集めてみました。
子どもがイヤイヤせず、進んでで歯みがきしてくれるようになれば、虫歯のリスクも減るしママのイライラも減るし、まさに一石二鳥。
そのためには、「歯みがきって楽しい!」と思えるような雰囲気作りが大切ですよ。
軌道に乗るまで大変ですが、もうしばらくの辛抱。
就園するころには落ち着いてくるので、それまで頑張りましょうね。
また、半年に一回は歯科医院で定期健診とフッ素塗布をお忘れなく。