結婚した以上、避けては通れないのが義両親とのお付き合い。
大好きな彼のご両親、うまく付き合っていけるのが理想です。
けど現実は…?
なかなか思い通りにいかないなあ、とため息をついているママも多いのではないでしょうか?
世間では、いわゆる『嫁vs姑』といわれ、とかく仲が悪いものとされている義母との関係。
そもそも、どうしてそんなに関係が悪化してしまうのでしょうか?
そこで今回は、
- 義母が苦手
- 気が合わない
というママたちのお悩みの根源はどこからくるのか、探ってみたいと思います。
目次
『義母と合わない…』の原因は〇〇にあり!?
義母が苦手、と嘆いているママたちの多くは、義母の『身勝手』とも取れる言動にうんざりしていることが多いようです。
例えば、
- こちらの都合を全く考えず突然訪問してくる
- 孫は可愛がるがママの存在は無視
- 自分の時代の育児法を押し付けてくる
などなど…。
これらを総合的に考えると、どうやら『自分本位の考え方を押し付ける』ことに原因がありそうです。
どうして世の中の義母たちが自分本位の考え方をこれほどまでに押し付けてくるのか…真相はよくわかりません。
自分がされた嫌なことを嫁にも味あわせることで長年積もり積もったストレスを発散しているのか、子ども(ママにとっては旦那さん)が可愛すぎて他のことは目に入らないのか、はたまた加齢のせいなのか…。
いつか自分も姑と呼ばれる立場になる男の子のママからすれば、何がこうさせるのか、と悩ましいところです。
「いつか自分の子どもが結婚しても、絶対こうはならない!!」と心に誓っているママも多いことでしょう。
では、そんな義母とうまく付き合っていくには、一体どうしたらいいのでしょうか?
お付き合いのコツは『付かず、離れず』
結婚し、家族になった以上、義母と無関係でいることはできません。
けれど、あまりにも無神経な言動ばかりされるようであれば、ママの心身を守るためにも、ある程度距離を取ることが必要です。
物理的に距離があればそれに越したことはないですが、無理なようであれば精神的に適度な距離を取るように心がけましょう。
具体的には、
- 訪問の回数を少し減らす。もしくは減らしてもらうよう交渉する。
(旦那さんの意見として伝えてもらうのがベスト) - 大事な決定事項に口出しさせない。
(何でもかんでも報告しないよう旦那さんに事前に注意しておく) - 必要以上にSNSなどで繋がらない
などなど。
ただし、避けるばかりでは良好な関係は築けません。
- 誕生日、記念日などに贈り物をする
- 会ったときは笑顔で挨拶をする
- 地域の風習や親せきとのお付き合いなど、わからないことを積極的に聞いてみる
など、相手を立てつつ、大人としての振る舞いをすることで、何かが少しずつ変わってくるかもしれません。
相手は変えられない、でも自分は変えられる
ママの側でも『義母が苦手だ』という思いの裏に、自分の思い通りにしたい、という思いはないでしょうか?
自分の心をよく見つめなおしてみてください。
- 私の実家ではこれが普通だったから、そのやり方は普通ではない
- 私の育児方針はこうと決めたから、相手にもその通りにしてほしい
このような気持ちはありませんか?
これも客観的にみれば『身勝手』な言動に繋がっている可能性大。
実は義母のほうではあなたに歩み寄りたいと思っているにもかかわらず、あなたがそれを拒んでいるだけなのかもしれません。
相手の考え方を変えることはできません、しかし、あなたの考え方を少し変えることで、見え方が違ってくる部分もあるかもしれませんよ。
『育ってきた環境が違うから すれ違いはしょうがない』
そんな歌の歌詞がありましたが、まさにその通り。
自分の考え方を押し付けすぎず、まずは相手の考え方を認め、多少は『しょうがないか~』と流すことで、お付き合いがぐっと楽になるはずです。
同居でもうまくいく、我が家の『ルール』
実は我が家は数年前から義母と同居になりました。
そんな我が家では、いくつかのルールを設けることで、今のところ概ね良好な関係を保っています。
参考になるか分かりませんが、その一部をご紹介します。
① お互いの生活に干渉しない。
義母もまだ元気ですから、友達と出かけたり趣味に打ち込んだりと多忙です。
小さな子どものいる我が家とは生活リズムが合わないことも多いのですが、お互いの生活に極力干渉せず、お互いが相手を当てにしすぎないことで、適度な距離感を保っています。
② 報・連・(相)を忘れずに
田舎ですから、ひとつ屋根の下にいる以上共有しておかないといけない情報も多々あります。
なので、〇〇家として対処すべきことの報告や連絡は一応きちんとしています。
ただ、子どもの教育方針など、『我が家で解決すべきこと』についてはほとんど相談はせず、報告のみにとどめています。
③ 素直に頼る
どうしても手が足りないから助けてほしい!という時や、あちらから援助しようか?と持ち掛けられた時など。
意地を張っても損するだけなので、そういう時は素直に頼るようにしています。
ただ、子どもを預かってもらう時などは、アレルギーなど子どもの生命にかかわるようなことでなければ、あちらのやり方に一任するのもポイント。
せっかく好意で預かってくれるのに、あれもこれもと注文をつけていたら、嫌になるのは目に見えていますよね。
まとめ
- 『考え方の押し付け合い』をしないよう心掛ける
- 相手は変えられない。まずはママ側が歩み寄ってみよう。
- それでもお付き合いが難しい場合は適度な距離を保つ
以上、義母とのお付き合いで気をつけたい3つのポイントについてお話しました。
女性同士ということで余計にこじれがちな嫁と姑の関係、縁あって家族になった相手ですから、いがみ合うことなくお付き合いしていけるのが理想なはず。
多少の考え方の違いには目を瞑りつつ、自分にとっての適度な距離感を保つことで、義母との関係性も少しずつ変化していくかもしれません。
同居で義母と一緒にいる時間の増えた私からみると、言い方は悪いですが、一人の人間として正面からぶつかっていくのではなく、ある程度『便利に』利用してやろう、ぐらいの気持ちでいいと思うんですね。
そう考えると、ぐっと楽になりませんか?
そもそも義両親あっての可愛い我が子。命の繋がりにも感謝しつつ、それなりの距離感でお付き合いしていけたらいいですね。