兄弟で仲良く遊んでくれるとママも楽ちん。
けど、その平和な時間は大抵の場合長くは続きません・・・
我が家でも、兄弟喧嘩は日常茶飯事。
- 「妹におもちゃを取られた」
- 「お兄ちゃんに叩かれた」
と、お互いに言いつけに来たり、わあわあ泣かれたりすると、「またか・・・」とため息をつきたくなるし、忙しいときに始まると本気でイライラしますね。
兄弟がいる以上、兄弟喧嘩は避けては通れないのは承知の上。
喧嘩も人生経験としては必要なものかもしれません。
けど、子どもたちには言い争いや殴り合いじゃなくて、お互い譲り合い、話し合って問題を解決するスキルを身に着けて欲しい。
そして何より、ママの心の平安のためにも出来ればその回数は減らして欲しい!
というわけで、私がいろいろ試してみて「これは効果あり!」と思えた、兄弟喧嘩を防ぐテクニックを紹介してみたいと思います。
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目次
物の与え方を一工夫してみる
①ちょっとしたものなら全員に行き渡るように
兄弟喧嘩の9割は物の取り合い、と言っても過言ではありません。
それは買ったばかりのおもちゃだったり、おやつだったり、はたまたトイレットペーパーの芯だったり。
それが「一つしかない」と思えば、たとえ大人からみてどんなにくだらないものでも、取り合いの原因になり得ます。
『希少価値』があるガラクタは、子どもにしてみたら宝物なんですよね。
不思議ですが(汗)
なので我が家では、日頃使うちょっとしたものは、なるべく子どもの人数分同じものを用意してから渡すようにしています。
例えば、
- 上の子の歯ブラシが痛んだら下の子のもついでに交換。
- 下の子がアンパンマンチョコを欲しがったら、上の子にも同じものを。
- トイレットペーパーの芯は、人数分以上溜まってから「工作に使う?」と聞く。
というような具合で対処しています。
②ひとつしかないものは購入時に約束してから
誕生日など、高価なおもちゃを兄弟のうち誰か一人にしか買わないときは、「他の兄弟にも貸してあげて、みんなで仲良く使う」という約束をします。
ブロックみたいにパーツの多いものはいいのですが、ロディみたいにそれでしか遊べないものは、残念ながらまず喧嘩にならないわけがないです(泣)
なので我が家の場合、ペナルティーとして「仲良く使えないなら、捨てます!」と言い渡してあります。
これは、「パパとママは、あなたたちに喧嘩をして欲しくてこのおもちゃを買ったわけではない」
「これが原因で仲良くできなくなるのなら捨てます」という思いがあるからです。
決して、喧嘩の仲裁が面倒くさいとか、脅してるわけではありません(笑)
ちなみに、ひとつしかないおもちゃの譲り合い、皆さんのご家庭ではどうされてますか?
我が家では、
- タイマーなどを使って、「あと○分したら交代ね」と約束する。
- とりあえず下の子に渡す(大抵すぐ飽きるから)
- 全く別のことで気を逸らせる
(おやつや散歩、普段出さないとっておきのおもちゃなど)
等などを駆使してやり過ごしていますが、いい方法があったら私も知りたいです(涙)
③いろいろなおもちゃをリンクして遊ばせる
ロディのように『それしかないもの』は、我が家では見えるとダメ。
なので、そういうものはなるべく奥のほうにしまって、子どもがよく手に取るところには複数人でおもちゃ同士をいろいろリンクさせて遊べるようなものを出しています。
使えるパーツが多ければ多いほど、『これがだめならこっち』と選択肢が広がるので、喧嘩になりにくいです。
例えば、
- レゴ、プラレールなどを使って大きな街をつくる
- ままごとセット、ぬいぐるみなどを並べてお店やさんごっこ
という感じで、子どもたちは想像力をはたらかせて工夫して遊んでいますよ。
ただし、難点はいろいろ出すので部屋がものすごーく散らかること(笑)
あと、お互い自分のルールを押し付け合って喧嘩になるときがあるので、そういう時には早めに仲裁に入るようにしています。
ママのストレス解消も忘れずに!!
ママ自身がもともとイライラしていると、子どものちょっとした諍いでさえカッときてしまいます。
甘いものを食べる、趣味に使う時間を確保するなど、セルフケアを心がけましょう。
ママの心に余裕があれば、多少の喧嘩は「まあケガしなければいいか~」とスルーできるようになりますよ。
まとめ
1.物の与え方を工夫する
- ちょっとしたものなら人数分用意して無用な争いを回避
- 高価なものは購入時に仲良く使うよう約束する
- いろいろなおもちゃをリンクして遊ばせる
2.ママがストレスを溜め込まない
以上が、我が家でやっている、兄弟喧嘩でイライラしないための方法です。
喧嘩が減れば、遊びも盛り上がるし、「どうやったらもっと仲良く楽しく遊べるか」と子ども自身が工夫して遊ぶようになるので、対人スキルも向上。
そんな姿をみると、ママも子どもの成長が感じられてうれしくなるし、その間に家事もはかどるし、まさにいいことづくめですね。
ただ「近所迷惑だから・・・」と喧嘩させないことだけを考えるのではなく、子どもが相手の気持ちを考えながら解決できるような、そんな有意義な喧嘩を目指せたら最高ですね。
道のりは長いですが、頑張りましょう!