子どもとの生活にやっと少し慣れてきた・・・

とホッとしたのも束の間、次にやってくる大きな壁が『離乳食』。

 

新米ママならずとも、

  • どうやって進めたらいいんだろう?
  • どうしたらたくさん食べてくれるのかな?

と悩みは尽きませんね。

育児書やネットを見ると、食材を茹でたりつぶしたり、月齢によって食べられる食材も決まっていたり、切り方から量から、真面目にその通りやろうとすると頭がパンクしそうになりますよね。

それなのに子どもはちっとも食べてくれなくて、落ち込んだりイライラしたり、きっと誰しも経験あるはずです。

 

我が家の上の子も、おっぱい大好き過ぎて、離乳食は全然食べない子でした。

私の作り方が悪いのかな?と試行錯誤しましたが全然ダメで、一時は食事の時間が本当に苦痛で仕方がなかったです。

けれど、二人目が産まれて、時間に追われながらあたふたとお世話をする中で、だんだん『力の抜き加減』が掴めてきて、それからはあまり苦痛に思わなくなってきたんです。

 

そこで、私がやっていた、離乳食タイムが楽しくなるとっておきの方法をご紹介します。

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育児書どおりにいかなくても気にしない

育児書を見ると「○ヶ月までは全粥で」「××は中期から」などなど、こんな言葉が並んでいます。

けれど、「育児書通り、五分がゆをあげてるけど全然食べない」実際は、そんなことの連続です。

でも気にしないで。

赤ちゃんの胃腸に負担がかからないよう、各食材の開始時期だけは守らないといけませんが、あとは赤ちゃんの好みに合わせてあげて大丈夫です。

 

例えば、我が子の場合、初期からおかゆを全然食べませんでした。

つぶつぶの食感が嫌なのかな?ときれいに裏ごししてもダメ、ほかの食材を混ぜてみてもダメ。

でもあるとき、おかゆを作り忘れてしまって、仕方なく軟飯をそのままあげてみたら何とパクパク食べるではありませんか!

どうやら我が子、『おかゆ』自体が嫌いだったようです(汗)

月齢にしてはちょっと固めでしたが、おなかを壊すこともなくいたって元気。

つくづく、「育児書の通りにはいかないものだな~」と感じたのでした。

食べないのは『ママの作り方が悪いから』ではない

上記のエピソードでも分かるように、赤ちゃん自身にも好みがあります。

また、慎重な性格の子だと、なかなか新しい食材を受け入れてくれないということもあります。

「私が美味しく作れてないから食べてくれないのかな?」と、ママが必要以上に悩む必要はありません。

 

ただ、食べる前におっぱいやミルクでお腹いっぱいになっていたり、運動量が少なくてあまりお腹が減っていないと食べる量が減ったり遊び食べをしやすくなります。

また、食卓の周りに赤ちゃんが気を取られやすいおもちゃやテレビがあると、食事に集中できずあまり食べなくなってしまいます。

食事環境を見直して、それでも食べてくれないときは、固さや味付けを工夫してみましょう。

それでもなかなか進まないときは、とりあえず元気ならOK!と開き直って大丈夫です。

焦らず、気負わずいきましょうね。

『頑張って』作らない

育児書のレシピの通りに

  • 野菜を切って茹でて
  • お肉や魚も小さく刻んで
  • 片栗粉でとろみをつけて

・・・丁寧に時間をかけて作ったのに、赤ちゃんにイヤイヤされちゃって

せっかく作ったのに!

とブチ切れたくなる、そんな経験ありませんか?

 

怒ったり無理やり食べさせようとしたり、そんなことをしては、赤ちゃんも食事の時間が楽しいと思えません。

離乳食はあくまでも、おっぱいやミルクから普通のご飯に移行するための練習。

すべての栄養を離乳食で賄おうとする必要はないし、必ず食べないといけないというものでもありません。

「みんなで食べると楽しいね」「おっぱいやミルク以外に、こんな食べ物もあるんだね」

そんなわくわくするような気持ちが伝われば充分なんです。

 

赤ちゃんの『ために』わざわざ作るのはやめましょう。

大人の食事をほんの少し赤ちゃんに合わせてあげれば、立派な離乳食ができます

例えば、野菜をたっぷり入れた汁物や味付け前のカレーから赤ちゃんが食べられそうなものを取り分けて、食べやすい大きさに刻んであげればいいんです。

そう考えると離乳食作りがぐっと楽になるし、赤ちゃんもみんなと同じものが食べられてごきげんですよ。

市販品も上手に利用する

どうしても手作りでは食が進まないときや、作るのが億劫なときなど、上手に市販品も取り入れましょう。

味付けが変われば食べることもあるし、月齢にあった大きさ・固さ・味の濃さの勉強にもなりますよ。

まとめ

  • 育児書ではなく赤ちゃんの好みに合わせてあげる
  • 食事環境を見直す
  • 上手に取り分けて負担を軽減
  • たまには市販品も賢く利用

以上が、離乳食タイムを楽しく過ごすコツです。

赤ちゃんにとっておっぱいやミルク以外の食材はどれも初めてなのだから、うまく進められなくて当然なんです。

一緒に食べる楽しさを伝えるには、まずママが頑張り過ぎないこと。

みんながニコニコ楽しそうに食べているのを見たら、赤ちゃんもきっと食べたくなりますよ。

赤ちゃんと一緒に、楽しい食事タイムを過ごしましょう。